今回は紅茶の生産地についてお話しします。
スリランカで生産される紅茶は「セイロンティー」と呼ばれ、
昔から親しまれているヌワラエリア、ティンブラ、ウバ、キャンディ、ルフナの5つの産地と
近年ウダプッセラワとサバラガムワが加わって7大産地となりました。
それぞれの産地で少しずつ風味や香りが違っており、
飲み比べてみるのも面白いです。
セイロンティーは産地の標高によっても3つに分類されていて
1,220m以上の高地で栽培された紅茶「ハイ・グロウンティー」はスッキリした味わいの高級品とされています。主な産地はヌワラエリア、ウバ、ティンブラです。
610~1220m未満で栽培されたものは「ミディアム・グロウンティー」と呼ばれ、どんな飲み方でも美味しい、と言われています。ブレンドティーのベースに使われることが多いそうです。主な産地はキャンディです。
610m未満の地域のものは「ロー・グロウンティー」。しっかりとした肉厚の茶葉で味も濃厚。ミルクティーで味わう人が多いです。主な産地はルフナです。
写真はキャンディ近郊の紅茶工場です。
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